居宅ケアマネの退職理由　円満退職を目指そう

ケアマネの円満退職

ケアマネの円満退職って何でしょう。辞めていくのですから、事業所には迷惑がかかるのです。居宅のケアマネであれば引き継ぎがありますね。それでも、職場のみんなから「次の職場も頑張ってね」と送り出されたいものです。また、退職後に元の会社に対してケアマネ更新研修の実務経験証明をもらう必要が出てきます。ぜひ、円満退職で退職できるようにしましょう。

そして、計画的に退職しましょう。退職の流れについてはこちらの記事です

ケアマネの退職理由

今まで何回か転職を経験していますが、辞めていくときの退職理由を決めるのに時間がかかります。本当の理由は「上司と合わない」ことだけど、まさかあなたが嫌いだから辞めますなんて言えません。そこで、本当の理由とは別に会社用の理由を考えましょう。

ケアマネの本当の退職理由

• 事業所の人間関係が最悪
• 上司に認められない
• 支援に行き詰っても、誰も相談の乗ってくれない
• 書類作成など、長時間労働を強いられる
• 介護支援専門員の更新研修の参加費用が自己負担
• 利用者の要望を何でも聞いてしまう
• 利用者家族が強引で怖い
• 前任のケアマネのようにはできない
• 覚えることが多くて嫌になった
• 無理をして体調が悪くなった
• 責任が重すぎる
• ほかの職種と兼務させられた
• 収入が低い

どうでしょう。「みなさん大変ですね」といいたくなる内容ですが、どれも会社には言えない内容ですね。さて、どんな退職理由にしましょうか。

ケアマネの円満退職のための退職理由

• 会社にない職種（ケアマネ以外）を経験したい
• ほかの仕事（介護以外）を試してみたい
• 家族が転勤になったので引っ越さなければならない
• 親が倒れたので家業を継ぐことになった
• 家族が病気になり、病院受診に連れていくため、自宅近くで働く
• 自分が病気で治療に専念する

円満退職の退職理由については「前向きなこと」「やむを得ないこと」がいいですね。「これからも一緒に働きたかったけど頑張ってね」と言われるようにしましょう。

ケアマネの円満退職で気を付けること

• 家族の病気を理由に家の近くで働きたい　→　事業所が自宅近くにあれば異動を勧められますね。事業所から自宅が遠くないと現実味が出ません。
• 自分の体調が悪い　→　診断書を持って来いとか休職すればいいなどといわれる可能性もあります。
• 前向き思考でこの会社にない職種を是非とも経験したい　→ 　ただ、よく調べてみたら今の会社に目指しているはずの職種があるとそちらに異動させられてしまいます。

ただでさえ介護業界の人手不足は問題になっているのに、ケアマネです。会社は何とか辞めるのをあきらめさせようとするかもしれません。ですから、自分の会社が引き止めできない理由で辞めることです。

自分の会社のことをよく調べましょう。居宅のケアマネは貴重なので引き止められやすいのです。
居宅ケアマネが退職を決めたとき、『円満退職』で辞めたいものです。すんなりと周りの人たちが納得する理由がいいのです。なぜかって、引き止められないためです。「他の事業所で力を試したい」などというのは引き止めにくいでしょう。本音はあっても皆納得の退職理由で辞めましょう。

まだ、次の職場が決まっていない方はこちらの記事をみてください。

まとめ

・ケアマネの円満退職しなければならない理由は退職してもケアマネの更新研修などで実務経験証明をもらうことをお願いしなければならないです。
・ケアマネの退職理由には本当の理由と会社向けの理由がある。すんなり辞めさせてもらえるように会社向きの退職理由を考えましょう。
・ケアマネの円満退職で気を付けることは、会社も事業を継続しようと必死でしょう。ケアマネが辞めてもすぐに欠員補充できないことも多いでしょう。引き留められるかもしれません。
自分の勤めている会社が辞めやすい会社か、引き留めする会社か調べてみましょう。