自宅庭で転倒骨折しました。激しい両手の痛みと頭もぶつけたようで吐き気がして動けなくなりました。近くにいた方が走ってきて電話連絡してもらい救急搬送されたのです。この事故がきっかけで休職となり貴重な体験ができました。休職について知りたい方の参考になる内容です。
休職までの道のり
病気での休職とは違い突然会社に行けなくなります。会社に迷惑をかけたくないと思ってもスマホも持てない状態で大変でした。
日曜日の救急搬送
日曜日の救急搬送は骨折の応急処置をして腕はギブスで固定され終わり、月曜日に再受診するように言われました。帰っていいとはいわれたましたが、靴を脱がされ裸足で搬送されたので売店でスリッパを購入しタクシーで帰宅しました。
すぐに入院はできない
着のみ着のまま過ごし、月曜日に受診したものの入院は木曜日と決まりました。木曜入院、金曜手術です。家では歩けるだけでトイレも入浴も着替えも家族に手伝ってもらいました。入院するころには私も家族も疲れ切っていました。
休職 とは
入院、手術ともなれば会社を長期に休まなければなりません。月曜日に上司に連絡すると休みが長い場合は総務に連絡するように言われました。
労災での休職か聞かれた
総務に連絡するとケガは業務中に起きたものかを確認されました。自宅での事故と伝えると休みの扱いを決めることになりました。有給休暇での休みがよかったのですが、有給休暇の残数が少なく使い切れば無給になるので傷病手当金の手続きをすることになったのです。
休職 届
本来は自分で休職届を提出するところですが、腕の骨折のため上司に代理で記入していただきました。本当に助かりました。会社の決まりがあるので、早めに総務課に相談しましょう。
休職の流れ
まず、体調不良など休職の理由を上司に相談します。その後、診断書や必要な書類を提出し、休職の申請を正式に行います。申請が認められると自分の仕事の引き継ぎをします。
私の場合の休職の流れ
救急搬送され入院することが決まっていたので診断書の提出は求められませんでした。休職届だけで了承。休職は仕事を連続して休んだ日から3日の後(待機期間)になります。休んだ3日は有給休暇として4日目が傷病手当の初日になります。手続きは会社が行い、私は診断書を主治医に書いてもらうだけです。
休職 傷病手当金
休職して困るのは無給になることです。無給になれば生活ができません。会社の健康保険組合から傷病手当金が支給されます。
傷病手当金の申請は誰がしますか
申請は本人でも可能ですが、ふつうは会社が行います。給与の締切ごとの申請になるので、長期になると毎月になります。
傷病手当金 いつ もらえますか
健康保険組合が申請書を受け取って10日くらいの支給となりますが、主治医診断書の作成が遅いとそれだけ支給が遅くなります。
休職 はいつまでできますか
休職期間が長くなると不安になりますね。休職期間の限度は3ヶ月から3年といわれています。ただ、傷病手当金の支給限度が1年6ヶ月なので、それ以降は無給となります。会社の就業規則を確認することが重要です。
休職はお金が心配です 実際は
実際、救急搬送の日曜日が4万円、入院が30万円弱、入院グッズの購入、退院後も頻回な受診や交通費でまとまったお金を使い傷病手当金の入金まで金銭的に苦しかったです。これで家賃の支払いがあると大変でした。
休職の診断書
傷病手当金の診断書は本人が主治医に依頼します。会社から傷病手当金用の診断書をもらいます。私は郵送で自宅に送付していただきました。
休職の診断書 期間
3ヶ月くらい休むのでまとめて診断書を書いてもらおうとしましたが、未来の日付の証明はできないので毎月提出するようにいわれました。たとえば7月分は8月1日以降に依頼します。翌月分は9月1日以降の依頼です。
休職のお見舞い返しのお菓子
傷病手当金のための診断書を会社に提出したときに同僚からお見舞金を頂きました。その日は休職してからはじめての出社だったので袋菓子を持参しています。休職明けにお見舞いの半額くらいの箱菓子を購入して持っていくつもりです。
お見舞い返しの常識
お見舞い返しの金額は、お見舞いでいただいた金額の半額から3分の1程度が常識です。1万円のお見舞いをいただいた場合、3,000円から5,000円程度のお菓子、タオルセット、入浴剤など日常生活で役立つ品物を選ぶと良いでしょう。
休職期間の給料
休職の初月給与は出社した分だけ、少し出ました。翌月の給与はないので傷病手当金頼りです。主治医の診断書の完成が待たれます。早めに会社と相談して依頼しましょう。
休職の復帰の診断書は必要ですか
身体が治り職場に復帰するときは、診断書が必要でしょうか。会社によってまちまちですが診断書は必要としない会社が多くなっています。
まとめ
まさか自分がケガして休職するとは思っていませんでした。上司や同僚が私の担当分を受け持ってもらい、総務の方も親切に応対していただきました。入院中は自分の身体のことで精一杯でした。ゆっくり休んで会社に復帰します。ただでさえ体調が悪いと心細いのにお金の心配もあれば不安が高まります。傷病手当金についてはこちらの記事もご覧ください。
さいごにケガをしないのが一番です。