介護職からケアマネになるには

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介護職からケアマネになりたい ケアマネの日常
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今ではケアマネになり、周りの人たちに支えられながら毎日仕事をしています。介護職からケアマネになるためには介護福祉士と介護支援専門員の試験に合格しなければなりませんね。何も経験のないゼロの状態から介護職になり、仕事をしながらの勉強で介護福祉士の試験に合格できました。資格を持っていると強いですよ。この記事では私の経験をもとにケアマネになるまでの道のりを書きます。

未経験から介護職になった、ケアマネへの道のり

そもそも介護職になったのは、仕事に就こうにも事務職の経験しかなくブランクもあったことでなかなか仕事が見つかりませんでした。ハローワークでは高望みをするな、掃除の仕事(好きではありますが)しか紹介できないと言われ、自分の生きてきた全てを否定された気持ちになりましたね。

介護職 未経験 無資格からの就職

ハローワークで求人を眺めていると介護職の募集が多いことに気づきます。もちろん未経験でも就職できます。自分が無資格で介護職に就いたとして「その先は」と考えました。定年と言われる年齢までまだ時間が残っています

介護職の資格を取ってみよう

介護の資格を調べてみると当時はヘルパー2級でしたが、ヘルパー2級の上に介護福祉士と介護支援専門員の資格がありました。勉強に自信はないものの「介護福祉士なら何年かかけて合格できるかも」と思うと自分で努力すれば報われるかもしれない可能性にワクワクしました。さっそく、ヘルパー2級の資格を3ヶ月で通信教育で取り、介護施設に就職できたのです。

介護士から介護福祉士へ、さらに一歩踏み出す

介護士になって仕事にも慣れてくると次の資格である「介護福祉士」も具体的に考えるようになりました。ただ、ヘルパー2級の時は資格を取ってからの就職でしたね。仕事をしながらの勉強がどこまでできるのか不安になりました。
介護福祉士の受験資格はこちらから確認できます。

介護福祉士の勉強スケジュール

介護福祉士の受験資格を調べると私の場合は「実務経験ルート」です。しかも、現在では「実務者研修」や「介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修」がありますね。研修の時間をいつとるのか実務経験の日数がいつ満たされるのかを調べましょう。複数個所で働いている場合、前の職場に証明をもらいに行かなければなりません。さて、私の場合ですが、ものすごいあがり症で実技試験に耐えられないと「介護実技講習」を受けました。お金はかかりましたが、心に余裕ができ筆記試験に集中できました。

介護福祉士の転職、資格があると転職しやすい

介護福祉士の試験日から逆算していき、1年以上前から通信教育と問題集で勉強を始めました。一人では孤独だったので受験仲間を作り、仕事の合間に問題を出し合いながら勉強しました。そして合格、しばらくして介護福祉士として転職しました。この転職もよく考えるとハローワークではなく転職サイトを利用すればよかったと反省しています。(時間は戻りません)収入の交渉を一切しなかったことが悔やまれます。

ケアマネになるには

介護福祉士の試験を調子よく合格できたのでケアマネ(介護支援専門員)も取ってみようかと思いました。しかし、合格率を調べて「唖然」介護福祉士が70%位であるのに対しケアマネは20%程度です。2018年は10.1%という年もありましたね。「簡単には取れないよ」と頭の中で叫んでいます。

ケアマネは国家資格ではない

ケアマネ(介護支援専門員)は国家資格ではありません公的資格です。各都道府県が認定を行います。介護福祉士や看護師などの基礎資格を待っている実務経験のある人が試験を受けることができます。介護保険法で居宅のケアマネの他に施設にも配置が義務付けられています

ケアマネ資格を取るべきか

試験が狭き門である他にも「介護支援専門員」を持っていることで「メリットがあるのか」が気になります。大変な思いをして勉強、やっと合格したのに資格自体が廃止されることになれば時間とお金をドブに捨てるようなものです。居宅ケアマネの他にも必ずケアマネを置かなければならない施設があることからケアマネはなくなりませんねケアマネ資格を取れるのであれば取りましょう

ケアマネになるには最短どれくらい時間がかかるの

私がケアマネの試験を受けたころは介護士として働いていた期間も5年の実務経験に入っていましたが、2018年から国家資格に基づく実務経験の期間になったので、介護福祉士の資格を保有していても介護以外の仕事をしていた場合は実務経験の期間には数えません。看護師であれば看護師を5年続けていれば受験資格ができますね。介護福祉士の場合は介護福祉士になるまでに3年、介護福祉士になってから5年なので8年もかかります。しかも、最短で8年なので、他の仕事に就いていた期間があったり、休職していればもっと長くなります。そして、1回で合格できるかにもかかってきますね。

ケアマネになる

そんな年数をかけてもケアマネになりたいと思ってくださるだけで涙ものですが、試験勉強をしなければなりません。私の周りにもたくさんの方が勉強しています。仕事をしながらのケアマネの勉強ははかどらず、何回も受験する人が当たり前にいます。

ケアマネ受験資格 実務経験

実務経験の期間が2018年に変更されたことは書きましたが、「実務経験」のところは気を付けなければならない点があります。受験資格の要綱をよく読みましょう。5年以上かつ従事日数900日以上の実務経験は試験日前日までです。実務経験は国家資格に基づく業務と生活相談員などの相談援助業務の期間を足したもの同じ期間に重複して働いた場合は通算できません

ケアマネ試験の勉強

試験勉強は試験日の2年前から始めました。過去問をひたすら解きました。意地悪な問題ばかりで点が取れず1年近くたって通信教育も始めます。過去問よりもさらに難しく、絶対合格できない気持ちに落ちていきましたね。模擬試験もふるわず、あと試験まで半年になったころ苦手な分野があることに気づき、苦手な分野を集中して勉強をつづけました昼ご飯の時も勉強、家に帰っても勉強、覚えては忘れるを繰り返しているうちに過去問で8割取れるようになり合格できました。勉強しすぎて鼻血を出していました。

ケアマネ資格を取って仕事に就くチャンス

ケアマネ資格を持っていても、資格を活かさなければなりません。私は同じ会社の居宅介護支援事業所での欠員で働くことができましたが、給与は介護福祉士の時より下がりました。部署が変わったときや転職したときは収入の交渉をしましょうケアマネの仕事は大変ですが、自分の力を発揮する場面も多くやりがいを感じますよ。

まとめ

介護職は介護福祉士とケアマネというように資格を取ることができる仕事です。
それぞれ、受験資格の実務経験の日数に注意しましょう。
試験日まで逆算して勉強を開始する時期を決めましょう。
ただ、ケアマネの受験は難しいので覚悟して勉強しましょうね。
何年もかけて合格を手にしている人が多いです。
資格を取って転職するときは収入の交渉をしましょう。
転職を考えている方はこちらです。

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