ケアマネのリアルな日常です。月初めは請求業務があり緊張が高まります。これからケアマネになる方の参考になるように記事を書いています。4コマ漫画があります。
出社、朝のケアマネ
出社時間はケアマネによってまちまちです。早く出社して遅れた業務を行うタイプと業務後に行うタイプの人がいます。私は早く出社するタイプです。
始業時間まえから通所サービスの当日休みの連絡が利用者さんの家族からあります。
ケアマネの電話対応
電話を受けたケアマネは自分の担当ではなくても電話対応を行います。月曜日は特に電話が多く電話対応だけで多くの時間をつかいます。ピーク時は居宅介護支援事業所のケアマネ全員が電話中になることもあります。
午前中 実績入力
月初めの大事な業務は実績入力で福祉用具が最初に実績が到着します。いまだにFAXがたくさん届きますが枚数が多いので紙切れしないようにFAX用紙を補給することが重要です。届いた実績は担当ケアマネごとに分けて渡します。
昼休憩
利用者宅やサービス事業所から急を要する連絡が入る場合があるので交代で休憩しています。忙しいと休憩をとらずに仕事したいですね。でも、じゅうぶん休まないと午後のパフォーマンスに影響します。
更新申請準備
毎月2日は更新申請です。申請し忘れなのではないかと夢に見るほど重要です。更新申請は事業所でまとめて保険者に提出しています。(メール申請がうらやましいです。)新人ケアマネの頃は先輩ケアマネに頼むことを遠慮して提出が遅れました。遅れても期間内に提出すれば大丈夫です。じつは時々忘れます。
新規相談
通常の仕事に追われながら新規相談の電話が入ります。その時の担当件数と仕事の余裕で担当が決まります。担当ケアマネは名前・住所・連絡先を聞いてすぐに訪問します。新人ケアマネ時代、新規相談の電話が来ると胃が痛くなったものです。
最近、新規こないね
居宅ケアマネの禁句は「最近、新規こないね」「暇になってきた」です。その言葉は困難事例を運んできます。実際、ずっと忙しいという訳ではないです。
今月の予定は月によって変わる
7月は負担割合証と負担限度額の更新があります。モニタリング時に要領よく負担割合証を確認したり、負担限度の手続きを説明します。地域によっては負担割合証の利用者さんの確認がいらないようです。リストでもらえるよう保険者に働きかけていきましょう。
とにかく実績の確認
届いた実績に確認をしていきます。疑問点はサービス事業所に確認します。10日までにレセプトを行いますが、介護保険法の改正後は変更になった箇所の確認に時間がかかります。レセプトは1人に任せず誰でもできるようにしましょう。
介護保険改正
介護保険事業者であれば避けて通れないのは改正です。毎回変更についていくのがやっとです。1人ケアマネは大変だと思います。改正内容はむずかしいので分からないのは当たり前ですが、一部の職員に改正を任せて後から理解している人に聞こうというのはいただけません。一緒に考えることで学ぶことができます。
まとめ
- ケアマネにとっての一ヶ月はとても早く、すぐにやってきます。
- 案外、毎月淡々と仕事をしています。
- 月初めは更新申請を忘れることができません。
- 実績を確認し、レセプトを完成させます。
- 1人ケアマネでなければ協力して介護保険改正にあたりましょう。